ニュースレター 2026

ニュースレター №57

2026. 9.23 今年の秋冬作

フローレンスフェンネル
写真は、8/27に播種した「フローレンスフェンネル」、主に根元を食べるセリ科の野菜ですが、今は大きさが10センチにも満たずか細い感じです。
ここから収穫を迎える年末頃には葉も含めると80センチくらいの大きさに育ちます。
このように秋冬の作付け真っ只中の季節ですが、渇水だった8月のことを忘れてしまうくらいこの9月は雨が続いています。
オトワファームのある畑は幸いにも大きな被害がなく、連日の雨で畑が耕せないくらいの悩みですが、地域によっては発芽した葉物や人参、秋冬に収穫期を迎えるキャベツ類や長ねぎなどがどっぷり浸水しているようです。
水が引けば大丈夫だろうと考えがちですが、水に浸かることは作物的にも本来の姿ではなく、水が引いた後も病気が発生しがちで収穫量に響いてくることはおそらく避けられません。収穫前の田んぼも稲が倒伏し、新米の価格にも影響してきそうです。物価高が続いていますが、今年は秋冬野菜もしばらく高騰しそうです。

ニュースレター №56

2026.8.24 太陽熱消毒②

太陽熱消毒
この時期の風物詩「太陽熱消毒」された畑です。透明のビニールマルチで地表を覆うことで太陽光により地温を上昇させ、土中の雑草の種子や病原菌を死滅させることができます。この効果を得るためには、覆ってから最低でも3週間程度時間が必要となってきます。
今年のトップバッターが8/6に作業を行った畝なので、今月末からそろそろ秋冬野菜の種を播いていく予定です。ただ今年の夏は例年に引き続き降雨がほとんどありません。この太陽熱消毒の畝立てをする際、地表が乾いているよりは湿っている方がより効果があるのですが、ほぼ乾燥状態で畝立てを進めているので、消毒効果が見込めるか微妙な状態です。たまのゲリラ豪雨も本当に局地的で、オトワファームの目の前を流れる富士川を挟んで川の向こうは土砂降り、一方でオトワファーム側はカラカラ…という状況も多いこの夏です。

ニュースレター №55

2026.7.20 酷暑のさつまいも栽培

さつまいも畑
今年の4月、気象庁より40℃以上の高温が観測された場合その名称を「酷暑日」とすることが決定されました。この体温を超えてくる高温が数日続くと夏に強いはずの夏野菜たちも、たちまち萎れたり枯れこんだりと、栽培作物にもかなりシビアな気象条件となってきているようです。
オトワファームでも高温対策として、ナスやピーマンなどの野菜は畝の下にあらかじめ潅水用のチューブを通しておいていつでも潅水できるようにしています。写真は先月植え付けをしたさつまいも畑なのですが、畝立てに使用するビニールのマルチシートを、黒から表面温度を下げる白色へ変えてみました。
乾燥に強いさつまいもですが、昨年はかなりの高温で葉が萎れる時期が続き、芋の肥大が進みませんでした。この白のマルチシートは黒に比べ価格が約2倍となるためできれば使いたくないのですが、昨年の結果を踏まえると、さつまいもを含め他の作物にも使わざるを得ない状況になってきています。

ニュースレター №54

2026.6.22 タワラ彦星

ジャガイモ・タワラアルタイル彦星
オトワファームでは初めての栽培となるじゃがいも「タワラ彦星」です、正式名称を「タワラアルタイル彦星」と言います。
長崎県雲仙にある俵種苗農場さんで育種され販売されている珍しい品種です。俵種苗農場さんの扱うじゃがいもは数品種ありますが、どれもレアで人気があり、なかなか手に入りません。
オトワファームでも何回か注文してやっと種芋を手にすることができました。そして初めての収穫、掘り上げた瞬間はとても嬉しかったです。このじゃがいもの特徴は、外皮にまだら模様の赤い斑点が入ります。決して傷んでいるわけではありません。肉質は黄色、食味は粘質でしっとりしています。初物は蒸かして塩と胡椒だけで食べてみましたが、とても美味しかったです。じゃがいもの味を確かめる時は、シンプルに食べるのが一番です。ぜひお試し下さい。
※皮にかさぶたのような跡ができることがありますが、食味には問題ありません、皮を剥いてお召しあがりください。

ニュースレター №53

2026.5.25 大浦ごぼう

大浦ごぼう
オトワファームでは今シーズン、10年ぶりに大浦ごぼう栽培しています。見た目とは反対にとても柔らかく食味が良いごぼうで、千葉県匝瑳市大浦地区で限られた農家の間で栽培された大浦ごぼうは成田山新勝寺に奉納され精進料理として提供されているとても由緒ある栽培作物です。
この大浦ごぼうは種が入手できるので、大浦地区以外でも栽培することが可能なのですが、ではなぜこんなにも作付けをしなかったかというと掘り上げるのがとても大変で収穫に時間が掛かるのが原因でした。
10年前ということもあり、掘り上げるつらさの記憶も薄まっていたおかげで久しぶりに栽培してみましたが、暑さもありやはり収穫は大変…スコップや鍬を使って、日々頑張って掘り上げています。ひげ根も多く、中心に穴が開くこともありますが、それが大浦ごぼうの特徴、他のごぼうでは出せないじんわりとした美味しさがあります。煮物や揚げ物にして召し上がってみてください!

ニュースレター №52

2026.4.23 カラーにんじん

カラーにんじん
3、4月は露地栽培のはざかい期、野菜の品数が少ない時期なのですがオトワファーム、人参は種類豊富に揃っています。
向かって左からイエロースティック、京くれない(赤)、ダークパープルです。まだまだ一般的には余り見かけることがない色の人参たち、収穫後、冷蔵庫に貯蔵し甘味が増していてソテーしてもグリルにしてもボイルにしても美味しく、オトワファームでは毎年大人気です。ダークパープルのみ水溶性で色素が溶け出してしまうので、スープなどではない調理方法がおすすめです。
これから人参は夏頃まで出荷が続きます。そのはざかい期、出荷品目は少ないですが畑は反対に大忙しです。5月に入るとキウイの受粉作業も重なってくるため上半期の忙しさのピークになってきます。それまでに大体の夏野菜を畑に植え付けるべく、4月はあちこち走り回っています。5月に入ると少しずつですが、初夏の野菜たちが登場してきます。どうぞお楽しみに。

ニュースレター №51

2026.3.19 エディブルフラワー②

エディブルフラワー
今シーズンのエディブルフラワー、上から時計周りに、ボリジ(青)、カレンデュラ(オレンジ)、ビオラ、アリッサム(白)の4種類です。
ボリジは花の中心部と茎をもってお互いを左右に引っ張るときれいに花だけが取れ、口に含むとかすかな甘味を感じます。カレンデュラ(キンセンカ)は、たくさんある花びらを一枚一枚サラダに散らすだけでとても華やかな仕上がりになり、またビオラは見た目の華やかさとは反対に、味の主張がないのでお料理の邪魔をしません。そして最後、アリッサムは口に含むとルッコラのようなピリッとした味わいが広がります。花それぞれで味が全く違うのも、エディブルフラワーの面白いところ、まだ開花していない花もあるので、今後もう少し種類が増えていく予定です。エディブルフラワー、4月中は出荷できると思いますので、ご注文お待ちしています。畑は冬が終わり春夏野菜の植え付けの真っ最中、こちらも4月以降どうぞお楽しみに!

ニュースレター №50

2026.2.11 キウイの冬季剪定

キウイ畑
農園ロゴマークのモチーフでもあるキウイ、写真はオトワファームのキウイ畑です。落葉果樹であるため冬場は葉っぱが落ちて枝と幹だけの状態で寒々しく感ますが、この冬がキウイ剪定の時期になります。放置していくと枝が先に先に伸びていくので、基本的には主幹に向かって枝を切り詰めてあげるのが剪定の基本的なやり方です。枝を多く残せば、開花が多く実がたくさん付き、一方枝を減らせば、開花が減るので実の付き方は少なくなります。
ただ前者は実が小ぶりになり、後者は開花が少ない分、実が充実し大きくなります。収穫したいキウイサイズの好みによって切り方は園地によってさまざま、面白いところです。そして剪定後は枝の誘引作業が始まります。
さらにオトワファームではキウイと並行して春野菜の種まき、畑づくりも進行しているので冬の間も大忙し。そんな毎日を過ごしていると、すぐ夏が目の前にやってきます。

ニュースレター №49

2026.1.22 ピンクチコリー

ピンクチコリー
今年で3回目の栽培になるピンクチコリー、イタリアから輸入された種で種袋には「CICORIA ROSA」と記載されていますが、CICORIAはチコリー、ROSAはピンクという意味なのでオトワファームではわりやすくピンクチコリーと呼んでいます。
オトワファームではこの他に、トレビス、プレコーチェ、カステルフランコなどの様々なチコリーを栽培していますが、今上げたチコリーたちは耐寒性がなく寒さが強まる1月下旬頃には枯れてしまうことが多いです。一方、このピンクチコリーは見た目の可愛さとは逆に寒さにも強く、寒さ深まるほどピンクの発色がより鮮明になってきます。
厳冬期1、2月の心強い味方です。肝心の味は、苦みも穏やかで甘味がありサラダなどに向いています。また1株1株その色模様が異なり、2つと同じものがないのもこのピンクチコリーの魅力です。冬しか会えない貴重なチコリー、試してみてください。
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